日記

memento mori

【レビュー】男は黙って神ラジオ「放送室」を聞くべし

放送室ってのはこれ。

放送室 (ラジオ番組) - Wikipedia

 

ほんとに神ラジオです、これ。

聞いたことない日本男児の諸君、今からでも遅くないですよ。

 

youtubeで無料で聞けます。もちろんラジオなんで音声だけなんですが、パソコンやりすぎて…とか、本読みすぎて…とか、目が疲れた時にもってこいです。

私の場合、寝る前にyoutubeで垂れ流しにするってのが、日課になってますが、本当に心地よく眠りにつけます。オススメです。

 

そしてなにより、勉強になります。

人生論から、仕事論、そして、笑い論まで。

笑いのプロが語るスキルの話はとても新鮮です。

未だにお笑い芸人はバカがなる職業だとか思ってる人がいますけど、ドン引きです。

あの人達めちゃくちゃ頭いいですよ。

というか、頭の回転がめちゃ速い。

言葉のチョイス、間、掛け合い、すべてひっくるめて笑いになるわけですね、はい。

その辺のところを笑いのプロがどう考えてるか、普段のバラエティでは見れない部分が垣間見れるので、このラジオの笑いについての話はためになります。

そして、笑い論に関して、松本さんはもちろんなんですが、幼馴染みの高須さんが本当に絶妙。

放送作家という、裏方からの視点も挟んでくれて、本当に勉強になる。

 

”放送室”、”172回”で検索せよ。

まずは聞くべし。

とは言っても、最初はあの独特な雰囲気に戸惑うかもしれません。

ま、とりあえず、第172回の放送室を聞いてみて欲しいです。

それがこちら。

www.youtube.com

 

この回、特に神回です。

なにが神か?

以下に3つ挙げますので参考にしてください。

まず一つ目が、陣内にダメ出し。

ダウンタウンDXの収録での話。

陣内さんが自分の天然っぷりを自分で話した件について、松本さんがダメ出し。

「それは他人がネタとして話すならいいけど、自分で言ったらあかんやろ」と。

「大阪で売れて東京出てきて、まだそんなことも気づかないか」と。

でもこれ、決して嫌味で言ってるんじゃなくて、日本の笑いのレベルを憂慮しての発言だと思うんですよ。

すごく愛のある指摘って感じがしました。

そして、この、笑いのプロが笑いで飯を食ってる人の笑いにダメ出しをするという構図がいいなーと。

私もよくやってしまいがちです、自分ネタ。

松本さんも言ってますが、周りの人に話させて、自分は否定し続けなきゃいけないんです。笑いとしては。

んー難しい。

 

2つめ。「ボケは天使が作った。ツッコミは悪魔が作った。」

いやー名言ですね。

けっこうバカにされたり、批判を受けたりするのってボケが多いんですよね。

ただ、私生活では、コンビでボケの方がしっかりしているというのはよくある話。

ボケるということは、正しいこと、倫理的、社会的に正しいこと、普通はこうあるべきことを知ってないとできないんですよね。

つまり、超常識人じゃないと、ボケというのは成立しないわけです。

たまにキャラ芸とか、天然な感じでブームが起きることがありますが、あれが一発屋で終わってしまうというのはこういうところにつながるんだと思います。

 

3つめ。合コンでは、女のここを見よ

松本さん曰く、

「一番下の後輩への接し方。これでだいたいわかる。」

と。

男側の中で一番下のやつに対して、男側と同じように上からくるやつはダメ。

これ、私もつくづく感じてたこと。

たまにいるじゃないですか、先輩の彼女(自分より年下)が先輩と同じような態度を自分にとってくること。あれほど萎える瞬間はないですね。

自分の彼女がそんな態度だったらそっこーで別れます。

 

総論

他にもたくさんの神回があるので、ぜひ発掘してみてください。